摩周湖と「借境調心」

プロフィール

略歴

湯浅邦弘教授

  • 1957年、島根県出雲市生まれ。
  • 大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学、大阪大学)
  • 北海道教育大学講師、島根大学助教授、大阪大学助教授、同教授を歴任。
  • 令和5年(2023)3月、大阪大学を定年退職。
  • 『中国研究集刊』第69号(湯浅邦弘教授退休記念号)はこちら
  • 現在、大阪大学名誉教授。

専攻と著書

  • 専攻は中国哲学。特に新出土竹簡を活用した中国古代思想史の研究、および大阪大学の源流「懐徳堂」の研究。
  • 大阪大学に提出し博士号を授与された学位論文に基づく研究書として、『中国古代軍思想史の研究』と『戦いの神─中国古代兵学の展開─』(ともに研文出版)。
  • 新出土竹簡の研究をまとめた著書として、『竹簡学─中国古代思想の探究─』(大阪大学出版会)、『中国出土文献研究』(台湾・花木蘭文化出版社、中国語)、『竹簡学』(上海・東方出版中心、中国語)など。
  • 懐徳堂に関する著書として『増補改訂版懐徳堂事典』(大阪大学出版会、編著)、『懐徳堂研究』(四川大学出版社、中国語)など。
  • 明治時代の民間団体世界一周旅行をたどった『世界は縮まれり―西村天囚『欧米遊覧記』を読む―』(KADOKAWA)が、日本経済新聞、山陽新聞、月刊誌『本の雑誌』などの書評に取り上げられました。
  • その他、中国思想の基本用語を読む事典としてまとめた『中国思想基本用語集』(ミネルヴァ書房、編著)など、新書・文庫、編著・訳書多数。

→著書については著書の項を参照

→出土文献研究については中国出土文献研究会ホームページをご覧下さい。

→懐徳堂研究については懐徳堂研究会ホームページをご覧下さい。

講演

  • 中国思想や懐徳堂などに関する一般向け講演多数。

→主な講演実績については、「講演」の項を参照

テレビ出演

  • 2014年、NHKテレビ(Eテレ)の「100分de名著」の『孫子』(3月)と『菜根譚』(11月)にゲスト講師として出演。
  • それに関する著書に、『孫子・三十六計』『孫子の兵法』『菜根譚』(角川ソフィア文庫)、『菜根譚─中国の処世訓』(中公新書)、『人生に効く『菜根譚』』(角川書店)など。

受賞

  • 2021年、編著『儒教の名句―『四書句辨』を読み解く―』上巻・下巻(汲古書院)が一般社団法人中央政策研究所の第3回「学術貢献賞」を受賞。
  • 2013年、大阪大学総長表彰(2013年度「中文デジタルパブリッシング・デジタルアーカイブ国際学会」優秀学術論文賞受賞に対して)。
  • 2013年度「中文デジタルパブリッシング・デジタルアーカイブ国際学会」 の 「優秀学術論文賞」受賞。
  • 第1回(2011年度)大阪大学功績賞(社会・国際貢献部門)受賞。
  • 平成21年度(2013)、大阪大学文学研究科の「優れた教員」として表彰される。以降、平成22年度(2010)、平成24年度、平成25年度、平成26年度、平成27年度、平成28年度、平成30年度の「優れた教員」として表彰される。
  • 平成15年度(2003)前期大阪大学共通教育賞受賞。